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パフォーマーに聞く
〜 魯智深編 〜


−−−お忙しい中、ありがとうございます。

魯智深 いやいや、気にせずとも良い・・・と言うより、最近ヒマで仕方なかったからな。むしろ有り難いぐらいだ。

−−−恐縮です・・・和尚と言えば、二竜山に入る以前から「グループの一員」としての活動を多くされてきていますよねぇ?

魯智深 そうだな。気の合う仲間となら、何でもできる気分になるからな。それに、酒を飲むときは 一人よりもたくさん居た方が楽しいだろ?

−−−それでは「過去の飲み仲間」のお話から伺っていきたいと思います。まずは現在「少華山」を率いて活躍中の、史進さんから。

魯智深 あいつとは、わしのデビューライヴからのつきあいだからな・・・あの頃はまだわしの髪も フサフサで・・・え?そのころの映像があるのか?・・・うわ、若いな・・・本当にもう、このころはわしもあいつも勢いだけって感じだったな。知ってるか、史進のデビューライヴ?

−−−「史家村消失マジック」でしたっけ?力技のトリックでしたね、確かに。

魯智深 今じゃお互い「あんな力技はもうやらんぞ」とか言い合ってるがな・・・だが、また ジョイントライヴなんて事になったら結局力押しになるんじゃないか?

−−−ジョイントですか、考えただけでわくわくしますね。それでは次に、和尚の初代プロデューサー である、趙員外さんについて聞かせてください。

魯智深 この「和尚」スタイルで売り出そう、ってのは彼のアイディアだからな・・・当時は抵抗があったよ、 坊主パフォーマーなんて企画、世間に受け入れられるのかってな。だが結果として成功したわけで、 何が受けるかわからんよなぁ・・・

−−−今では「和尚=魯智深」ですからね。「和尚スタイル」の師匠、智真様の話も、よろしいでしょうか?

魯智深 かまわんよ。わしと師匠は何から何まで正反対で、事あるごとに衝突してきたが・・・ 今思えば、師匠の言葉はすべてわしのためを思えばこその物だったよ。結局師匠とはたもとを分かったが、 次に会うときには・・・きっと、素直な気持ちで話せるだろう・・・

−−−それでは、素直な気持ちになっていただきましょう・・・どうぞ!

魯智深 え!?ウソ!?

−−−ウソです。

魯智深 おい、びっくりさせんなよ・・・インタビューやめるか?ていうか人生やめるか?

−−−済みません、ほんの茶目っ気なんで・・・智真様と別れた後、和尚は都・開封へと渡り・・・ そこで林沖さんと劇的な出会いを果たすわけですね?

魯智深 うむ。彼の奥方にまつわるスキャンダルで疲れた心をわしが癒していた、なんて言われたりもするが、 あの頃のわしもかなり荒んでいたのでな、わしも彼には助けられていたのだよ。
今では彼も都を離れ、梁山泊のパフォーマーなんだよな・・・こうしてみると、魅力的なグループが 増えたな、この国にも。

−−−二竜山も、その一つですよ・・・この辺で二竜山創設に関するお話に移りたいと思います。 まず、楊志さんの第一印象をお聞かせください。

魯智深 全てを射すくめる眼光と、何かに飢えたような鋭い太刀筋を持つ、凄腕の・・・食い逃げ野郎ってトコだな。 かなり自棄的になってたが、それでも「一流の雰囲気」ってのは感じたな。最も、それに目を付けたのは、 俺じゃなく曹正だったが。

−−−曹正さんは、和尚にとっては二人目のプロデューサーになるわけですが、趙員外さんとの 明確な違いというのは?

魯智深 スタイルに関する認識だな・・・趙員外は「パフォーマンスをする和尚」という企画に、わしを あてはめようとした。結果として、わしは彼の作ろうとした枠を大きくはみ出し、彼と決別してしまった。
だが、「まず企画ありき」な趙員外とは対照的に、曹正は「まずパフォーマーありき」といった スタンスでとりかかる。わしらが多少の無茶をしてもかまわんような環境を、彼は提供してくれたというわけだ。 枠に押しつけられない、自由なパフォーマンス・・・わしも楊志も、それを長いこと望んでいたのだ。

−−−それで生まれたのが、「怪力和尚怒りの大脱出in二竜山」だったわけですか。

魯智深 ああ。趙員外の「怪力和尚怒りの大脱出in五台山」も、割と気持ちよくやれたんだが、 終わった後の充実感で言えば、「二竜山」の方が遥かに良かったな。

−−−武松さんも、この公演を絶賛していましたよ。和尚の演技が、特にすばらしいと。

魯智深 そうなのか?・・・おい、後で武松のところに酒届けといてやれ、わしの名でな・・・
何の話だったか・・・そうか。あの時のは演技というか、素だったな。わしは下手に演技するより、 感情をありのままに出した方がうまく行くのでな。曹正も、その辺よくわかってくれている。

−−−そして武松さん達を加え、現在に至るわけですが・・・最近は、活動を停止して居るんですか?

魯智深 そういうわけではない・・・ただ、七人全員の個性を生かしきるライヴを模索中であることは確かだな。 わしとしては、個性を出すためなら他団体とのジョイントライヴもどんどんやりたいのだが・・・

−−−他団体からのオファーは、現時点ではありますか?

魯智深 今?桃花山から来てる。だが・・・あまり魅力的ではないな、あいつらは。でもな、 わしらとのジョイントのために、かなりの大物ゲストを呼んでるらしいという話もあるからな・・・

−−−え?誰ですか?

魯智深 秘密。ヒント?・・・政府系グループのエース級パフォーマーで、最近梁山泊ともセッションした・・・

−−−えっ!まさか、あの方が桃花山にも?

魯智深 ま、追って公開されるだろうよ。それまでは楽しみにしてもらおう。
・・・・・・え?何だよ曹正・・・言っちゃまずかった?しょうがねぇだろ、もう言っちまったんだから!

−−−えー・・・それでは最後に、今一番気になるアーティストをお聞かせください。

魯智深 色々居るが・・・方臘だな。あのマニ教野郎とは、とことんやり合いたいな。

−−−意外な人物の名前が出ましたが・・・

魯智深 そうか?わしは延安から二竜山まで、ちょうどこの国を横断するような格好で放浪していた だろう?だから今は、方臘のいる南の方が、割と気になるのだ・・・
だがあの辺の地理はわからんからな、もし行ったら・・・わし、行方不明になるかもしれん。
それでもどうにか奴のところまではたどり着きたいな。

−−−世紀の背教者対決が、近いうちに見られるかも知れませんね・・・それでは、今日はありがとうございました。

魯智深 ああ。また呼んでくれ、いつでもな。


 

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